紅茶のこと
2017.7.12
プランツェン アポテーケでは、ハーブ以外にもスパイス・花・フルーツなど様々な植物素材をブレンドします。
ルイボスティー・黒豆茶・ほうじ茶などの茶葉を使ったブレンドもありますが、紅茶はまだ使ったことがありません。
紅茶×ハーブの組合せは珍しくありませんが、これまでなかなかベストな紅茶に巡りあえませんでした。
紅茶は産地・収穫時期・製法によって味と香りが大きく異なりますし、品質や風味の高低差がこれほど大きいお茶は他にないように思います。
またハーブとブレンドする場合、上質ならOK、オーガニックならOKと言うわけでもないのです。
高級な茶葉であっても、ハーブ等々とのブレンドに適さなかったり(たとえばダージリンファーストフラッシュなど)、
オーガニック認定のものは安心・安全ですが、美味しさやハーブとの相性はまた別の話です。
というわけで、
ブレンドティーとしての美味しさにこだわるほど紅茶選びの壁にぶつかっていましたが、最近とうとう上質でブレンドに適した茶葉と出会うことができました。
お世話になっている茶商オーナーのアドバイスを元に、何種類もの紅茶の試飲をした結果、3種類ほどに絞られてきました。
シングルで飲んでももちろん美味しく、ハーブやスパイス等とブレンドすれば相乗的に美味しくなる理想的な紅茶です。
秋以降は紅茶を使った新作を出していく予定ですが、ブレンドにより紅茶の茶葉も変えるつもりです。
どんなレシピが出来上がるか、楽しみながら試作を重ねています。