PFLANZEN-APOTHEKE OFFICIAL BLOG

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オリジナルブレンド ハーブティーショップ <プランツェン アポテーケ>オフィシャルブログ

TEAの記事一覧

AUTUMNのこと

前回の投稿から早3か月、、、

書きたいことは日々ありますが夏は完全にお休みモードでした。

 

10月に入って少し蒸し暑い日もありましたが、朝晩は冷え込むようになりました。

桜の葉は黄色く色づきはじめ、秋の訪れを感じます。

 

春~夏にかけて躍動的であった自然界は、秋を迎えてエネルギーを蓄える方向へと変化していきます。

根、果実、葉には栄養素がぐっと凝縮されて、収穫の時期を迎えます。

 

秋は私たちの身体も蓄えること、養うことを意識することで

自然界のリズムと調和がとれ、夏の疲れを残さず寒い冬に備えることができます。

 

9月から発売中の季節限定ブレンドティー〈AUTUMN〉は、茶葉の色味・味・香りすべてにおいて

とても秋らしく仕上がりました。

 

秋に手摘みされた無農薬茶園のダージリンオータムナル、

スペインのオーガニックワイン農園の、紅葉したブドウ葉、

柿の葉、

そしてキンモクセイ。

 

これらの主役素材を支えているのが

ブラックカラント、アニスシード、マローブルー。

 

〈AUTUMN〉はビタミンミネラルが豊富で、心身への深いリラックス作用もあり

滋養のお茶と呼ぶのにぴったりです。

 

 

 

 

 

紅茶のこと

プランツェン アポテーケでは、ハーブ以外にもスパイス・花・フルーツなど様々な植物素材をブレンドします。

ルイボスティー・黒豆茶・ほうじ茶などの茶葉を使ったブレンドもありますが、紅茶はまだ使ったことがありません。

紅茶×ハーブの組合せは珍しくありませんが、これまでなかなかベストな紅茶に巡りあえませんでした。

紅茶は産地・収穫時期・製法によって味と香りが大きく異なりますし、品質や風味の高低差がこれほど大きいお茶は他にないように思います。

またハーブとブレンドする場合、上質ならOK、オーガニックならOKと言うわけでもないのです。

高級な茶葉であっても、ハーブ等々とのブレンドに適さなかったり(たとえばダージリンファーストフラッシュなど)、

オーガニック認定のものは安心・安全ですが、美味しさやハーブとの相性はまた別の話です。

というわけで、
ブレンドティーとしての美味しさにこだわるほど紅茶選びの壁にぶつかっていましたが、最近とうとう上質でブレンドに適した茶葉と出会うことができました。

お世話になっている茶商オーナーのアドバイスを元に、何種類もの紅茶の試飲をした結果、3種類ほどに絞られてきました。

シングルで飲んでももちろん美味しく、ハーブやスパイス等とブレンドすれば相乗的に美味しくなる理想的な紅茶です。

秋以降は紅茶を使った新作を出していく予定ですが、ブレンドにより紅茶の茶葉も変えるつもりです。

どんなレシピが出来上がるか、楽しみながら試作を重ねています。

凍頂烏龍茶

凍頂烏龍茶は、花のような香り・軽い飲み心地を特徴とする台湾を代表する烏龍茶です。

〈ORIENTAL DEW〉では化学肥料や農薬の散布をおこなっていない無農薬茶園の凍頂烏龍茶を使用しています。

自然栽培に近い厳しい環境下で育った無農薬茶園の茶葉は甘みや香りが強くなる反面、生産量は非常に少なくなります。

また凍頂烏龍茶は微発酵のものが主流ですが〈ORIENTAL DEW〉では中発酵のものを選びました。

微発酵の茶葉より香りも味も際立ちますが、茶葉の質が良いため渋さはありません。

無農薬栽培かつ中発酵の希少な凍頂烏龍茶との出会いから誕生した〈ORIENTAL DEW〉。

この茶葉の魅力を引き立てるバランスでローズ・フルーツ・ハーブをブレンドしています。

_ORIENTAL DEW

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